【2022年2月シーズン】純構築イビルツインでようやくプラチナ1に到達した話【マスターデュエル】
お久しぶりの更新です。マスターデュエルが楽しすぎて生活に支障が出そうです。しばらく記事書かなかったのにアクセスが当時より伸びてるのはマスターデュエル効果を感じますね
さて、今回はタイトルの通りイビルツインでプラチナ1まで到達できたのでその構築の解説記事を書いていこうかと思います。
1. デッキレシピ
今回使用したレシピはこちらです
メインデッキ(41枚)
- Live☆Twinキスキル×3
- Live☆Twinキスキル・フロスト×2
- Live☆Twinリィラ×3
- Live☆Twinリィラ・トリート×1
- ドロール&ロックバード×2
- 増殖するG×3
- 灰流うらら×3
- 屋敷わらし×2
- 強欲で貪欲な壺×2
- シークレット・パスフレーズ×3
- 禁じられた一滴×3
- ツインツイスター×2
- 墓穴の指名者×2
- Live☆Twinエントランス×1
- Live☆Twinトラブルサン×3
- Evil★Twinチャレンジ×1
- 拮抗勝負×3
- 無限泡影×2
エクストラデッキ(15枚)
- 神騎セイントレア×1
- ダウナード・マジシャン×1
- 天霆號アーゼウス×1
- リンク・ディサイプル×1
- リンク・ディヴォーティー×1
- I:Pマスカレーナ×1
- Evil★Twinキスキル×3
- Evil★Twinリィラ×2
- トロイメア・ユニコーン×1
- トロイメア・グリフォン×1
- 破械雙王神ライゴウ×1
- 双穹の騎士アストラム×1
【イビルツイン】パーツは例によって初動13枚+フロスト2トリート1の16枚を展開パーツとして採用しているのですが、盤面のリカバリー用にEvil★Twinチャレンジをピン刺ししています。先攻展開で使わないので一見無駄に見えますが、増Gで止まらざるを得なかった時の保険などに使えるので1枚挿しとくと安心です。
手札誘発はいつも通りうららGを3枚ずつと墓穴除けにわらし、VFD対策の起点になる無限泡影、相手にGを通されたりこちらのGが通らなかった時の対策としてドロバを採用しました。
ちなみに見れば分かると思いますがニビルのケアは一切していません(詳しくは後述)
その他汎用カードは苦手な相手でありなおかつ数もそれなりに多いエルドリッチをメインの仮想敵に置きつつ、LL鉄獣のような先攻展開系デッキに対して後攻からでも盤面を返せる札を優先して採用しています。ライストやサンボル、羽根箒を採用せず拮抗勝負を採用していますが、これにもちゃんと理由はあります。
1つ目に「王宮の勅命+スキルドレイン」のような構えを取られた場合でも返せる札が必要であるところ。ライストやサンボルなどは全て勅命を張られた時点で撃てなくなるので後攻札としてはリスクが高いです。
2つ目に相手ターンであっても手札から使えるところ。トラブルサン以外の魔法罠は基本的に使い切りのカードかそもそも伏せる必要のないカードしか採用していないですし、トラブルサンも1枚程度なら自分で割れるので関係ないです。唯一例外的にバニラしか出てこない状況に相対した場合は無限泡影や一滴が発動できずにジリ貧になりますが……
3つ目に破壊ではなく裏側除外かつ相手に除外するカードを選ばせるため再利用が困難であり、破壊耐性持ちすら貫通できるところ(流石に完全耐性持ちを除外するような奇特な人はそうそういないですが)。特に今回仮想敵に設定しているエルドは自身の効果で出てくると破壊耐性がつく上、罠を破壊しても墓地効果でリソース補充されてしまうため、ライストでバック処理してもリソース差を埋めきれずに押し切られてしまうことがままありますが、除外なら耐性貫通と相手のリソース確保を一緒に妨害できて一石二鳥です。1枚は何か残されてしまいますが、1枚だけならリィラなりなんなりで処理できますし、効果破壊耐性持ちでも単品なら一滴や泡影で無効化してやればOKなのでどうとでもなります。
エクストラデッキは特に語るようなところはありませんが、強いて言うならアクセスコードは不採用です。
- 盤面捲り要員はアーゼウスと役割が被る
- サイバース族なので出しづらい
- 打点要員としてはアストラムの方が硬く、相手ターンに出しても機能する
- 無限泡影やエフェクト・ヴェーラーで機能停止する
あたりが不採用理由ですね。ごく稀に欲しくなるケースもあるにはありますが基本レアケなので無視しています。
2. ニビルケア(抹殺の指名者)について
イビルツインの天敵であるニビルですが、先ほど述べた通り今回の構築では一切ケアしていません。天敵のケアをしないとか舐めプか?と思われるかもしれませんがこれにもちゃんと理由はあります。
マスターデュエル環境でもニビルを積んでいるデッキはいないわけではないのですが、積んでも1枚のパターンが多く、2枚以上積んでいることは少ないため、その時は「今回は運が悪かったんだな」と割り切ることにしています。
そもそもの話、イビルツインはサベージやウーサのような手札のモンスター効果発動を無効にできるカードを展開の過程で出せないので、ニビルをケアしたい場合の選択肢は抹殺の指名者か禁止令くらいしかありません。汎用性や拮抗勝負の採用まで考えると抹殺の指名者一択です。
しかし、抹殺の指名者を入れる場合は自分もニビルを採用し、なおかつニビルがデッキから消えないような構築にしないといけないわけです。つまり貴重な2ドローソースである強欲で貪欲な壺が使えません。さほど飛んでくる確率が高くないニビル1枚を見るためだけに抹殺の指名者込みで3〜5枠食われてドロソも減るのはコスパが悪いです。イビルツインは展開時にライブツイン以外をあまり場に置きたくないので手札に来てしまったニビルを後攻時に投げることも少ないですし(先攻時はEvil★Twinの蘇生効果→ニビルでチェーンを組めば使えますが)。
また、抹殺は手札誘発や採用率の高い魔法罠こそ止められますが、相手の展開札本体にはミラーマッチでもない限り触れることができません。うららG墓穴あたりは大体のデッキが採用していますが、一滴はチェーン不可になるパターンが多いですし、それ以外は積んでいるかどうかすらわかりません。これはシングル戦一発勝負でサイドチェンジのないマスターデュエルにおいては正直弱いと考えています。
マッチ戦だと強いんですけどね、抹殺……(先攻側の勅命発動に抹殺で勅命宣言してチェーンして無効化する無法プレイとか)
3. vs環境デッキの有利不利
【宣告者ドライトロンの場合】
先攻を取られた場合はアルデクの着地と朱光のサーチを何としてでも止めないと勝ち目はありません。アルデクだけなら一滴で対処できますが、十中八九イーバで持ってきた朱光が手札にあるので、どちらにせよLive☆Twinの召喚時効果を潰されてThe ENDです。一滴と墓穴が両方引けていればギリギリ勝ち筋はありますが、かなり細いですね
先攻をとれた場合はどうとでもなるので大凡五分五分くらいですかね。基本的に不利対面と言って問題ないです。というか先攻の宣告者ドライトロンに安定して勝てるデッキは私も知りたいくらいです。
【鉄獣戦線の場合】
LL型か十二獣型かによっても変わりますが、LL型は巨神鳥を出してこない限り基本的に魔法罠に弱いですし、増Gが通れば止まるので割と狩れます。十二獣は盤面妨害数こそLLより少ないですが、エクシーズがほぼ止められない上にシュライグが抗戦で飛んでくるので妨害箇所の見極めを間違えると勝てません。
LL型なら6:4〜7:3で有利、十二獣型ならほぼ五分〜微不利と言ったところでしょうか
【電脳堺の場合】
先攻VFDされるともちろん詰みますし、拮抗がVFDに通っても電脳堺は裏側除外されたカードをデッキに戻す手段を有しているのであまり意味がありません。先攻を取れたならVFDの着地はそう簡単にはできないはずですが、仙々をはじめ厄介なモンスターは他にも多数いるので正直あまり得意な相手ではないです。ただ、採用している手札誘発はどれもしっかり刺さるカードなので、手札誘発の引き具合次第で勝ち負けがかなりはっきり分かれるかと思います。後攻時は3:7で不利、先攻時は4:6〜5:5で微不利くらいかと。
【エルドリッチ】
今回仮想敵に見据えた相手です。無限泡影が実質腐りますが、相手の開いた永続罠の対面に伏せてエルドに当てることで1ターンだけ効果を無効化できますし、禁じられた一滴はエルドの打点を下げつつスキドレ下でもリィラの破壊効果を通すことができます。拮抗勝負とツイツイも積んでいるのでバック処理しやすくなっており、元々不利なマッチではあるはずですが、それでも先攻時6:4〜7:3、後攻時5:5〜6:4くらいで見れているはず……
4. 最後に
トラブルサニーという激つよエースカードが未実装なので現状イビルツインというよりはリンクGSみたいな盤面になりがちですが、メインデッキ構築の自由度が高く、採用するカード次第では環境上位相手でも立ち回れるのがイビルツインの本来の強みでもあります。
汎用カードを多数使用する都合上どうしてもデッキ作成コストは高いのですが、一度作ってしまえば他のデッキにも流用できるパーツが多いので私的にはイチオシのテーマとなっております。今回の記事を機にイビルツインの魅力を知っていただければ幸いです。
???「チャレンジ成功!」
???「…『☆』もよろしく」